この歳で読むには甘すぎて厳しい。イチャラブ同棲生活も、自分でやるなら楽しいだろうが、読むのはちょっと。。
と思いつつ、いつの間にかハマっていた。紳士的な男の子が若干強引になる場面で、出所不明の乙女心が刺激されてしまい、その後は「ああもっともっと甘くして!」といった感じだった。
本書を読んだことで、通勤途中で見かける道端の草花が少し気になるようになった。山菜を食べるのが好きなので、出てくる野草料理が美味しそうなのもよい。特にノビルのパスタは食べてみたい。付録でレシピが載っているんだけど、写真が白黒なのが少し残念だ。あと、タイトルが「植物図鑑」なので、食べるだけじゃない植物に関するエピソードが入ってても良かったかなとも思う。
しかしながら(もう、このニブチンっ!鈍感オトコっ!)的なノリって今の若い人にも受けるのかな。永遠の定番なのだろうか。