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『ルパン三世 アルカトラズ コネクション』感想

ネタバレあります。

 

うーむ…

ストーリーもキャラも安直。シークレット7とか5分くらいで考えたんじゃないか……加えて作画コストを抑えようとしてる雰囲気をすごく感じる。

なんでこんなに手抜き感が出ちゃったんだろう。新人に経験を積ませるためがんばって作らせたのかな。

 

良かったところも書いておく。

・オープニング。ルパン三世のテーマのジャズアレンジはオシャレで、外連味のあるアクションも例外的に良い。

www.youtube.com

 ・広大な地下空間に街があるという設定は好き。

 ・銭形のとっつぁん、最後決めるところがカッコいい。

お父さんとのエピソードに感動した 映画『ジュマンジ』感想

[ネタばれあります]

当時最先端のSFXを駆使して描かれる、動物大活躍のメイン・ストーリーは楽しい。けど、最近観たら、厳格なお父さんと仲直りするというサブ・ストーリーに感動した。

主人公アランは、お父さんとけんか別れしたまま、ジュマンジの魔法でジャングルに飛ばされてしまう。

26年間ジャングルをさまよった後、やっとこの世界に帰ってくる。お父さんが経営していた靴工場を見に行くとそこは廃墟に。息子の自分を探すため、全財産を使い果たしてしまったことを、その廃墟に住んでいたホームレスから聞く。そして、自分が深く愛されていたことと、お父さんがすでに亡くなっていることを知る。

映画のラスト、ジュマンジのゲームをクリアしたことによって時が戻り、お父さんと再会する。お父さんにとっては5分しかたってないけど、アランにとっては26年ぶりなのだ。素直にお父さんに謝ると、お父さんも、言い過ぎた、すまなかった、と謝る。

 

取返しのつかないことに、取返しがつく。ファンタジーの醍醐味だと思う。仲直りできて本当によかった。

 

感想『The Forests of Silence (Deltora Quest)』

物語の感想

面白かったです。

邪悪な侵略者 ”The Shadow Load”から "Deltora"王国を救うため、魔法の力を秘めた7つの宝石を探す旅が始まります。想像以上にハードな世界観でした。ダークファンタジーが好きな人はハマれると思います。(ブログ筆者はゲーム「ダークソウル」を思い出しました)

凶悪な化物がうろつく森 The Forests of Silence の中心部のシーンは特に好きです。あまり書くとネタバレになるので控えますが、人間の業の悲しさと魔法による奇跡が入りまじった、まさにダークファンタジーな展開が良い。

英語について

どのくらいの英語の難しさか、参考までに最初のページを抜粋します。赤文字がブログ筆者が分からなかった単語です。Jarredは登場人物の名前です。

 Jarred stood unnoticed in the crowd thronging the great hall of tha palace. He learned against a marble pillar, blinking with tiredness and confusion.

 It was midnight. He had been roused from his bed by shouts and bells. He had pulled on his clothes and joined the crowd of noble folk surging towards the hall.

 "The king is dead," the people were whispering. "The young prince is to be crowned at once."

Emily Rodda 『Deltora Quest : The Forests of Silence』 SCHOLASTIC, 2001, p.1 ※赤色は引用者による

筋を追って楽しむ分には問題ありませんでしたが、見慣れない単語も結構ありました。以前読んだThe Three Investigatorsシリーズと同じくらいのレベルかなと思います。

そうはいっても、やっぱり知らない単語があると気になるので、ボキャブラリーを増やしたいなあと感じる今日この頃。大昔に買って放置していた英検準一級の単語帳があるので、やりたいです。

英語の分量は1ページに230語くらい、全131ページなので、3万語弱かと思います。

またブログ筆者は未読ですが、Deltora Quest シリーズは邦訳も出ています。英語の勉強のために、邦訳と読み比べするのもいいかも。Amazonレビューの評価も高いです。

投稿!特ホウ王国 放送リスト 1994年10月,11月

子どもの頃に録画したVHSを整理しています。

懐かしのテレビ番組「投稿!特ホウ王国」が数回分録画されていました。ネット上にあまり情報が無いようなので、放送リストを書いておきます。

※画像は当時の放送をブログ筆者が録画したものから引用しています。

1994年10月30日 放送

(ベ)はベストスクープ賞、(2)~(5)は2位以下の順位です。

南原 編集局 内村 編集局
ナニッ!?水槽をのぞくとにらむ金魚 目撃!うわさの唐草模様オジサン (4)
まさか!?天井裏に新幹線を隠し持つ男 謎の店で見つけた背スジもこおる巨大食べ物
そんなバカな!宙に浮かぶ家 びっくり!日本一巨大な木
大胆!日本一雄大な立小便をする男 (2) 仰天!おちんちんの2つある男の子 (3)
衝撃!20代で子供6人の超過激ママ (べ) なんと!カツラの様な髪の毛を持つ男
キャー!日本一アブナイ混浴風呂 (5) 独占スクープ!謎の高額紙幣が出まわる町
発見!竹やぶに出没するサル男 エッホント!ブタの鼻を持つ亀
投稿写真一発スペシャ
初公開!電話の墓場 アラま!オカッパの馬

このごった煮感、いいですねえ。タイトル詐欺に近いものも多いですがご愛敬。

個人的に好きな「大胆!日本一雄大な立小便をする男」

すごい

1994年11月6日 放送

南原 編集局 内村 編集局
びっくり!水の上に立つ少年 あらま!バスを飲みこんだ家
まさか!ライオンにかみつく犬 そんなバカな!時間が止まった村 (4)
残念!天井を突き破れなかった木 (5) 怪奇!幽霊電車が通る踏切
ナニッ!裸の美女を紙にはりつけた男 仰天!日本一アソコがのびる高校生 (3)
衝撃!6本足のカエル 大胆!美人OLの胸にぶらさがる猫 (ベ)
エッホント!運動音痴な扇風機 驚異!風呂に浮かんで回り続ける少年 (2)
目撃!日本一の煙突の家がくずれていく 登場!いくつもの玉を自由に操るおじさん (5)
投稿写真一発スペシャ
ナニッ!ちんこ食堂 発見!日本一しあわせな家

結構有名な「大胆!美人OLの胸にぶらさがる猫 」はこの回です。

この猫です。

1994年11月13日 放送

南原 編集局 内村 編集局
発見!日本一小さなマラソンランナー そんなバカな!トンネルの中にトンネルがあった
仰天!日本一若いツッパリ 初公開!超長い㊙の巻物
独占スクープ世界一長い信号 目撃!日本一でっかい赤えんぴつ
ショック!とんでもない所からおしっこする中学生 (3) エッ!さわると超びっくりする謎のタマ (4)
驚異!日本一高い所でサーフィンする男 (2) びっくり!日本一小さい島 (5)
登場!日本一バストの大きい高校生 (5) お見事!人さし指を楽器にするおじさん
エッホント!?日本一明るい村 こりゃたまげた!クルクル回るおじいちゃん (ベ)
投稿写真一発スペシャ
Tバックをはいている犬 日本一変わった物を売っている中古車屋さん

「エッ!さわると超びっくりする謎のタマ」

静電気を起こす装置でした

1994年11月20日 放送

南原 編集局 内村 編集局
あらま!日本一お行儀のいい犬 ウヒャー!驚異のピンポンおじさん
まさか!鹿児島に謎の地底人現れる ほのぼの!老人ホームで皆をはげますおじいちゃん
独占スクープ!突然町を襲った鳥の大群 (3) まいった!日本一根性のあるテレビ (5)
仰天!ピンクのおじさん 潜入!日本一大胆なお茶会
びっくり!日本一小さいカエル (ベ) 初公開!うわさのカメレオン女
驚異!ふれただけで傷をなおす男 (2) エッ?!とんでもない所にオッパイがある人妻 (4)
衝撃!6日間連続で火事になった家 目撃!山奥に現れた謎のクモ男 (3)
投稿写真一発スペシャ
キャー!エッチ!!はずかしがりやの大根 発見!巨大なシャケの切り身

この回、未だに真相が気になっている投稿が2つあります。

まずは「潜入!日本一大胆なお茶会」です。埼玉県越谷市のお茶会で、茶碗をかみ砕くパフォーマンスをしている人がいるというネタ。

バリバリとかじっています

最期はこんな感じに

食べているのか、かじって割っているだけなのかは映像では分かりません。どうしてこんなことができるのか、その理由は明かされないまま終わります。謎です。すごく歯が丈夫な人なのでしょうか。または、茶碗がお菓子でできているとか?

もう一つ、未だに謎なのが「驚異!ふれただけで傷をなおす男 」です。20センチくらいの針を腕の皮に貫通させた後、ぐいぐいと針をあおって皮膚を切り裂いていきます。当然血が出て、スタジオからも悲鳴が上がります。でも、そのあとタオルでふき取ると、すでに傷口が閉じていて、出血も止まっているというもの。

最初は拒否していたが、一回だけ見せてくれることに

この針を腕の皮に貫通させます。痛々しいです。

長い修行の成果で身に着けたとのことで、それ以上の説明もなく次の投稿へ。今見ても不思議です。男のしゃべりが芝居っぽいし、VTRのアングルやライティングも不自然な気がするので、やっぱりトリックがあるのでしょうか…?

1994年11月27日 放送

南原 編集局 内村 編集局
びっくり!日本一スマートな犬 仰天!おもわずおしっこが止まってしまうトイレ
こりゃたまげた!日本一せっかちな時計 お見事!日本一のハエとり名人 (2)
ナニッ!?世界チャンピオンを応援するトラック 大ショック!妻と愛人が仲良く暮らす家
発見!タラコくちびるのチンパンジー (5) 大自慢!目の中に入れても痛くないほどカワイイ子
あら不思議!なにも使わずになわとびをする少年 (ベ) うそ!針金が水の中で生きてるように動き出した (3)
今度こそ本当!中一の妻 (4) すっげー!日本一背が高い高校生
そんあに見つめないで…あそこの毛が超長い女子中学生 目撃!ハンドルを握らずに運転するおじさん
投稿写真一発スペシャ
初公開!とっても親切なトイレ 衝撃!刑務所にナンチャンがいた

この回で印象に残っているのは「うそ!針金が水の中で生きてるように動き出した」です。ずっと不思議だったのですが、インターネットが普及してから、ハリガネムシという生物が正体だと知りました。

「調査中である…」で終わります。正体を教えてあげたい

対して、未だに正体が分からないのが「目撃!ハンドルを握らずに運転するおじさん」。山形に出没するとのことです。下の画像のように、手放しで運転しています。実は左ハンドルだったりするのかなあ。

ちなみに車種は白のサニー

***

といった感じです。

ついでなので、心霊ものの投稿で、もう一つ記憶に残っているネタを書きます。建物の外観が映っている映像で、カメラが右にパンし、すぐまた左に戻ると、画面の左下に首のない人物が映っているというもの。すごく怖かった記憶があります。

※検索したら、記事を書かれている方がいらっしゃいました。不気味だ。。

【画像あり!!】首のない人影が… | ★じゅんちゃんのブログでポンポコリン★

 

2023年 上半期やったこと

今年の初めに目標を書いてたので、上半期の実績をメモしておきます。

1.英語の勉強

目標:

コツコツ続ける。英熟語⇒英単語⇒瞬間英作⽂⇒英⽂法を3ヵ⽉ずつやろう。年末には1回TOEICを受けてみる。900弱くらい⾏きたい。

実績:

コツコツやってます。とりあえず単語帳1冊、英熟語集1冊を終えました。

単語はこれ。

数年前に買ってたやつです。フレーズが短くて覚えやすい。今年の内に1回はTOEICを受けようと思います。

英熟語についてはこれをやりました。

イディオムには昔から苦手意識がありましたが、少し覚えてきたように思います。

今は大学入試対策の英文法の問題集をやっています。終わったらどうするかは悩み中です。スピーキングのために瞬間英作文もやりたいけど、もうすこし単語力を上げたい気分でもあります。

2.数学の勉強

目標:

数学IAが終わったので次は2Bをやる。

実績:

未着手。下半期に期待したいところですが、日々の生活が忙しくなりそうなので無理っぽいです。

3.世界史の勉強

目標:

これもテキスト(『世界史トータルナビ』)はすでに購⼊済みなんだけど、なかなか着⼿できていない。今年の後半から始めたい。勉強法は⽇本史の時のを踏襲するつもり。

実績:

数学と同じく未着手。今年は厳しいかなあ…

4.読書をする

目標:

ジャンルを問わずたくさん読みたい。記録をとるためにブクログを初めてみた。

実績:

今日までで41冊読みました。結構読めたと思います。何冊かについてはブログに感想を書きました。

読んだ本のリストはこちら。

5.ブログを書く

目標:

週に1本、年50本のペースが⽬標だけど、気負わず⾏こう。

実績:

この記事を含めて14本。ちょっと時間がなく(言い訳)、少なかったです。でも目標通り、気負わず今後も書いていきます。

mura-sou.hatenablog.com

感想『The Mystery of the Stuttering Parrot』The Three Investigatorsシリーズ2

いやあ、面白かった!

その昔に読んだ『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』で多読用にオススメされていて、購入したはいいけど長い間積読になっていた本。最近英語を勉強し直しているので読んでみました。

ストーリーについて

ハリウッド近郊、海沿いの町 Rocky Beachを舞台に、少年探偵団 "The Three Investigators "の3人組が、不思議な事件を知恵と勇気で解決するという話。身体能力に優れたPete、記録係Bob、頭脳派のリーダーJupiterが、はらはらドキドキの冒険を繰り広げます。

本作はシリーズの2作目。事の発端は盗まれたオウムの捜索依頼です。そのオウムは、奇妙なことに、シェイクスピアのセリフをどもりながら繰り返すといいます。"To-to-to be or not to-to-to be"という風に。

調査を進める中で、彼ら以外にもオウムを探す謎の男の存在が浮かびあがり、オウムの言葉が秘密の暗号となっていることが分かってきます。

謎解きあり、アクションありで、とても面白く読みました。児童向けの小説ですが、決して子供だましな内容ではありません。

英語の難易度について

どのくらいの英語の難しさか、参考までに最初のページを抜粋します。赤文字がブログ筆者が分からなかった単語です。

"HELP!" The voice that called out was strangely shrill and muffled. "Help! Help!"

 Each time a cry from within the mouldering old house pierced the silence, a new chill crawled down Pete Crenshaw's spine. Then the cries for help ended in a strange, dying gurgle and that was even worse.

 The tall, brown-haired boy knelt behind the thick trunk of a barrel palm and peered up the winding gravel path at the house. He and his partner, Jupiter Jones, had been approaching it when the first cry had sent them diving into the shrubbery for cover.

 Across the path, Jupiter, stocky, and sturdily built, crouched behind a bush, also peering toward the house. They waited for further sounds. But now the old, Spanish-style house, set back in the neglected garden that had grown up like a small tropical jungle, was silent.

 "Jupe!" Pete whispered. "Was that a man or a woman?"

 Jupiter shook his head. "I don't know," he whispered back. "Maybe it was neither."

 

Robert Arthur 『The Mystery of the Stuttering Parrot : The Three Investigators 2』 Random House, 1998, p.3 ※赤色は引用者による

分からないところも結構ありましたが、それでも筋を追うにはこの程度の英語力で十分でした。オリジナル版の刊行が1964年のため、古い言い回しも使われているみたいです。

英語の分量は1ページに240語くらい、全174ページなので、4万語くらいかと思います。

 

このシリーズ、他に2冊持ってたはずなので、読みたいです。

 

mura-sou.hatenablog.com

 

通勤途中の野原に春の花が咲いていた

歳をとったからなのか、最近植物が好きになってきた。

先日、通勤路の脇の公園の野原に、シロツメクサとか春の花が満開に咲いていた。気持ちいい春の空のもと、ふらふら春風に吹かれていて、可愛く思った。そして、やあ、やっぱり好きなものが増えると人生の幸せが増えるなあ、と一人で嬉しくなった。

次の日は雨だった。いつも通り通勤し、その公園を通りかかると、ちょうど草刈りが行われていた。作業員の人が草刈り機でどんどん刈っていく。前の日に見て幸せを感じた草花は根本から切断され、泥まみれに倒れ雨に打たれていた。それを見て少し悲しくなった。

もし植物を好きになっていなかったら、この光景を見ても何も感じなかっただろう。好きなものが増えると、人生の幸せだけじゃなく、悲しみも増えるのだなあと思った。

mura-sou.hatenablog.com