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お父さんとのエピソードに感動した 映画『ジュマンジ』感想

[ネタばれあります]

当時最先端のSFXを駆使して描かれる、動物大活躍のメイン・ストーリーは楽しい。けど、最近観たら、厳格なお父さんと仲直りするというサブ・ストーリーに感動した。

主人公アランは、お父さんとけんか別れしたまま、ジュマンジの魔法でジャングルに飛ばされてしまう。

26年間ジャングルをさまよった後、やっとこの世界に帰ってくる。お父さんが経営していた靴工場を見に行くとそこは廃墟に。息子の自分を探すため、全財産を使い果たしてしまったことを、その廃墟に住んでいたホームレスから聞く。そして、自分が深く愛されていたことと、お父さんがすでに亡くなっていることを知る。

映画のラスト、ジュマンジのゲームをクリアしたことによって時が戻り、お父さんと再会する。お父さんにとっては5分しかたってないけど、アランにとっては26年ぶりなのだ。素直にお父さんに謝ると、お父さんも、言い過ぎた、すまなかった、と謝る。

 

取返しのつかないことに、取返しがつく。ファンタジーの醍醐味だと思う。仲直りできて本当によかった。