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映画「ワイルド・ワイルド・ウエスト」の感想 やりたい事は分かる

スチームパンクな西部劇で、でこぼこコンビ大活躍!というやりたい事は分かるんだけど、どうも乗り切れない。

 

登場人物に魅力を感じなかった。特にウィル・スミスは「インデペンデンス・デイ」とか「メン・イン・ブラック」ではかっこよくて好きなんだけど、本作ではいまいち。彼は基本的に「スカした野郎」感のある俳優だけど、その感じが出すぎてるのが原因だと思う。

インデペンデンス・デイ」ではストリッパーの子持ちの女性を真剣に愛してるし、「メン・イン・ブラック」ではKに新米扱いされている。そんな応援したくなる面が「スカした野郎」感をいい塩梅に中和していて、かっこよかった。対して本作では特に欠点もない俺様キャラで、魅力がない。

 

あと一歩ですごく面白くなりそうな気がする。おしい。

敵のボスの秘書三人組はキャラが立っていてよかった。テーマ曲とオープニングもかっこいいと思う。あと大陸横断鉄道はユタ州でつながったということは勉強になりました。

 

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