「芸能人格付けチェック」を見ると、正月が来た気がする。
最近、子どもの頃に録画したVHSを整理していたところ、その初回放送が発掘されました。貴重な映像の気がするので、紹介する記事です。
※本記事中の画像は、当時録画したものから引用しています。
「芸能人格付けチェック」は、もともとは「人気者でいこう!」というバラエティ番組の一企画でした。初めは芸能人に常識があるかをチェックするコーナーでしたが、それを発展させ、一流のものを見分けることができるかチェックするというものに変わりました。
初回放送は1999年3月23日「人気者でいこう!春のスペシャル」です。タイトルは「春の芸能人大常識チェック ~お前らは本当に1流芸能人なのか~」。まだ「格付けチェック」という言葉は使われていません。
フォーマットは初回放送から現在まで、ほとんど変わっていません。すなわち、
①正解を2択から選び、A・Bの控室で待機
②間違えるとランクが下がる
③それに伴って扱いが変わっていく
という流れになります。ただ、司会は堀部圭亮さんで、浜ちゃんは回答者として参加しています。また、この頃は個人戦でした。
参加者の方々はこの7人。若い。
記念すべき第1問目は、今でも定番のワイン。正解は”ラ・ターシュ'95” 10万円。近年の100万円と比べると、値段としては抑え目です。(10万でもすごいですが…)
結果、山咲千里さん、内藤剛志さん以外は2流であったことが判明します。
以下次のとおり。
チェック2:陶器 500年前の古備前 50万円 と その模造品 3万円
チェック3:ヴァイオリン ジュゼッペロッカ 3,000万円 と 通販品 2万円
チェック4:髪の毛 自毛 と かつら
チェック5:精力剤 2万円 と 800円
チェック5終了時点で、石田純一さんは3流であったことが分かります。
最後のチェック6はふぐ。”とらふぐ” と ”こんにゃく” の食べ比べです。今で言うなら「絶対アカン」レベルの問題。もともと外れたら2ランクダウンとのことでしたが、浜ちゃんの提案で3ランクダウンとなりました。
試食の方法も現在と同じですが、例のおもしろアイマスクはまだ採用されていません。そして結果は…
最終結果はこうなりました。
現在の最低ランクは”映す価値なし”ですが、この頃は”そっくりさん”が最低ランクです。
チェック終了後、浜ちゃんとエンクミ(のそっくりさん)は、仲間と一緒に営業に出発。めでたしめでたし。
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驚くのが、20年以上経つのに、基本的な流れはほぼ変わっていないことです。企画の完成度の高さが分かります。そして、やっぱり純粋に面白い。
また浜ちゃんもチェックされて欲しいなあ。