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みんぱく映像民族誌 第1集 伝統をつなぐ中東 ~世界最大の迷路 フェズ~

第1集 伝統をつなぐ中東

~世界最大の迷路 フェズ~

撮影地  モロッコ王国フェズ市

撮影時期 2000年6月~7月

作監修 西尾 哲夫

 

 

ロッコの街で、知ってるとこあったら教えて

と日本人に聞いた場合、答えの9割は「カサブランカ」だと思います。

 

今回、それ以外の街を覚えました。

その名も、「迷宮都市フェズ」

 

RPGの後半に登場しそうな、中二心を刺激する響きです。

みんぱく映像民族誌 第1集のテーマがこの街じゃなかったら、

手に取ることはなかったかも知れません。

 

 

フェズについて

1000年以上の歴史を持つ、モロッコ最初のイスラム王朝の都。

日本でいう奈良・京都といったところのようです。

 

イスラム教の祖ムハンマドの孫、イドリース世が、

808年にフェズ川西岸に建設した都が、フェズの始まりです。

(しかし、ムハンマドって、ブッダやイエスよりずいぶん後輩なんだな。)

 

このイドリース2世の霊廟は、DVDでも紹介されています。

 

城壁の中に古い街並みが残されていますが、まさに迷路。

3,4階建の建物の間を、網の目のように道が張り巡らされています。

ここに、15万人が暮らしています。

 

 

また、職人の街でもあり、革製品、陶器、楽器、タイル、木彫品など、

いろいろな工房も紹介されます。

 

若干怪しい風貌の果物ジュース売りや、陽気な楽団、荷物を運ぶロバ。

 

エキゾチックなヒトとモノにあふれた街角は、祭りの日のように活気があり、

見ていて楽しくなります。

 

 

気になったこと1 街並み

ところで、どうしてこんな迷路みたいな街並みになってしまったのでしょうか。

DVDでは、その理由は分かりませんでした。

 

観光客にとって楽しいことには間違いないけど、

住んでる人にとってはどうなんでしょう。

 

逆に言えば、長安とか京都とか札幌とか、碁盤目状の街は、

なんで規則正しいのでしょうか。

 

都市計画とかを勉強すればわかるのかな。いつか調べてみよう。

 

 

気になったこと2 ハンマーム

ちらっと公衆浴場ハンマーム(ハマム)が紹介されていました。

 

薄暗い店内で、ローション(?)を塗った髭のおじさん達が、

これまたおじさん達にマッサージしてもらってます。

 

くんずほぐれつといった感じで、若干、

そういう趣味の人のお店かなと思いました。

 

が、調べてみると、イスラムでは礼拝の前に身を清めるので、

モスクの周りにこのような浴場があるそうです。

勉強になる。。

 

 

気になったこと3 その他

その他気になったあれこれ

 ・都市の建設当時から水道完備って、すごい。

  どんな仕組みだ?

 

 ・今でもロバが荷物を運ぶのに使われてるけど、

  フンって誰が掃除してるんだろう?

 

 ・お土産物用の、装飾が施されたふいごって、何なんでしょう?

  現地の有名なお土産なのか?謎です。

 

 

まとめ

存分に異文化を味わえる、みんぱく映像民族誌第1集に

ふさわしい内容だと思います。

機会があれば、是非見てみて下さいなあ。

 

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